純一の喉から震える声が漏れ出した。
「やめろ……やめてくれ」と、彼は掠れた声で懇願した。
普段の凛とした口調も、スイミングスクールのエースとしての自信に満ちた態度もどこにもなく、ただ弱々しく、壊れそうな響きしか残っていなかった。
顔は真っ赤で、目尻には涙が滲み、唇は小さく震えていた。
両手は小さなちんちんを隠したままぎゅっと握り潰すように力を込め、肩が内側に縮こまり、膝がわずかにガクガクと揺れている。
プライドの高い純一からは想像もつかない姿だった。
いつもは堂々と仲間を率い、誰からも一目置かれる存在だった彼が、今はただの怯えた少年のように村田の前に立っていた。
心臓が激しく鼓動し、胸が締め付けられて息が浅くなる。
頭の中では、村田のスマホに映る写真が学校中に広まる光景が繰り返し再生され、羞恥と恐怖で体が熱く冷たく交互に感じられた。
村田は純一の懇願をまるで聞こえないかのように、穏やかな微笑みを崩さず話を続けた。
「いやあ、でも先輩、この写真ほんと面白いですよ」と、彼はスマホを手に持ったまま画面を眺め、楽しげに言葉を紡ぐ。
「この表情、ほら、めっちゃ赤くなってて、目閉じてるから何されるか分からないって感じでビクビクしてるみたい。ポーズもさ、腰突き出してて、ちっちゃいのが目立つように自分でアピールしてるみたいで笑えますね」と、村田はわざと声を弾ませ、純一の写真を一つ一つ詳細に嘲笑った。
さらに彼は画面を指でなぞるようにして、「で、このちんちん、ほんと小さいですよね。毛もないし、色も薄くて、形がなんか可愛いっていうか……これ、先輩の体に全然似合ってないですよ。スイミングのエースっぽくないっていうか、子供のおもちゃみたい」と、細部にわたって容赦なく言及し続けた。その声は軽快で、まるで友達に面白い話を聞かせるような口調だったが、純一には刃のように突き刺さった。
村田はさらに一歩進み、目を細めて純一を見上げた。
「ねえ、先輩。クラスの友達が見たらどう思うと思います? 例えばさ、いつも一緒にいる山本とか田中とか、あいつらこの写真見たら爆笑するんじゃないですか? 『え、マジで純一ってこんな感じなの?』って。で、女の子たちからの人気はどうなるかなあ」と、彼は嬉々として想像を膨らませ、純一に聞かせるように言葉を続けた。
「クラスの女子って、先輩のことかっこいいとか言ってキャーキャーしてるじゃないですか。でもこれ見たらさ、『え、純一って実はこんなちっちゃいの?』って引く子もいるだろうし、『可愛いね』って笑う子も出てくるかも。人気だったあの佐藤さんとか、どう思うかな? 想像するだけで楽しいですよね」と、村田は笑いを含んだ声で話し、純一の反応をチラチラと窺った。
その目はサディスティックな喜びに輝き、純一の崩れゆく姿を心から楽しんでいるようだった。
純一は村田の言葉を聞くたび、体が小さく震え、喉からはかすれた息しか出なかった。
目をぎゅっと閉じても、村田の声が耳にこびりつき、頭の中でクラスメイトの嘲笑が響き続ける。
顔は熱く、涙が頬を伝って落ちそうになり、それを堪えるために唇を噛みしめた。普段の彼なら、こんな屈辱に耐えられず反撃していただろう。
だが今は、ただ立ち尽くし、村田の言葉に打ちのめされるしかなかった。
両手の指が白くなるほど強く握られ、爪が掌に食い込む痛みさえ感じられないほど、彼の精神は限界に近づいていた。
純一は両手で前を隠したまま、震える声で再び口を開いた。
「頼むから……写真、消してくれ」と、彼は絞り出すように懇願した。
顔は真っ白で、頬には涙の跡がうっすらと残り、目は赤く潤んで焦点が定まらない。
村田のスマホに収められた写真が頭から離れず、それが学校中に広まる想像が彼を追い詰めていた。
もう抵抗する力すら残っておらず、ただこの悪夢を終わらせたい一心で、純一は村田にすがるしかなかった。
村田は純一の懇願を聞き、唇に穏やかな微笑みを浮かべたまま、軽く首を振った。
「写真は消さないですよ、先輩。でも、言うことを聞いてくれたら、ばら撒くのはやめてあげます」と、彼は柔らかく、どこか甘い口調で言った。
その目は純一の崩れた姿を捉え、サディスティックな喜びに輝いている。
スマホを片手に持ったまま、彼は純一の反応をじっと見つめ、言葉が与える効果を楽しんでいるようだった。
純一の心にわずかな希望が灯り、同時に新たな恐怖が芽生えた。
写真が消えないなら、まだ危険は続く。
でも、ばら撒かれないなら――。
彼は唇を噛みしめ、震える声で再び懇願した。
「分かった……分かったから、ばら撒くのはやめろ」と、声は掠れ、涙が一滴頬を伝って落ちた。
プライドは完全に砕かれ、ただ村田の言いなりになるしか道がないと悟った瞬間だった。
村田は満足げに頷き、「それじゃあ」と短く言って、純一を見上げた。
「手、退けてください、先輩」と、彼は穏やかに、しかし命令するような口調で続けた。
純一の体が一瞬硬直し、目が大きく見開かれた。
手が震え、隠したまま動かそうとしない。
だが、村田の視線が鋭く突き刺さり、写真がばら撒かれる恐怖が頭をよぎる。
彼は目をぎゅっと閉じ、唇を噛んで涙を堪えながら、ゆっくりと手をどかした。両手が離れ、再び小さなそれが村田の前に晒された。
薄いピンクがかった色、毛のないツルツルした肌、ぷるんと丸みを帯びた形が、無防備に露わになる。
純一の顔は再び赤く染まり、羞恥で耳まで熱くなった。
村田は純一の正面にしゃがみ込み、顔を近づけてじっくりと観察を始めた。
目が細まり、唇にユーモアを含んだ笑みが広がる。
「いやあ、やっぱり可愛いですね、これ」と、彼は軽快な声で言った。
「ほんと小さいし、毛もないから赤ちゃんみたい。見ててくださいよ、なんかおもちゃみたいで笑っちゃいます。先輩の泳ぐ姿とこれが同じ人って信じられないですよ」と、村田はユーモアを交えつつ、細部にわたって嘲笑を続けた。
視線は執拗に動き、純一のそれをあらゆる角度から眺め、時折小さく笑い声を漏らした。「ねえ、先輩、この小ささでよくプール入ってましたね。みんな気づかなかったのかなあ」と、さらに言葉を重ね、純一の反応を楽しむように見上げた。
純一は目を閉じたまま、顔を背け、肩を震わせてただ耐えるしかなかった。村田の声が耳に突き刺さり、屈辱が全身を焼き尽くしていた。
村田は純一の正面にしゃがんだまま、目を細めてさらに言葉を続けた。
「ねえ、先輩、こんなことしたらどうなりますか?」と、彼は軽い口調で言いながら、突然指先を伸ばした。
その細い指が純一の小さなちんちんをそっと摘み、軽く持ち上げるようにした。
冷たい指先が触れた瞬間、純一の体がビクッと跳ね、背筋に電気が走ったような感覚が広がった。
村田は笑みを深め、今度は人差し指で裏筋をゆっくりとなぞり始めた。
指の動きは意図的で、執拗に、まるで反応を引き出す実験を楽しむように滑らかだった。
更衣室の冷たい空気の中で、村田の指の感触が余計に際立ち、純一の肌に微かな震えを引き起こした。
「やめろ……やめろって!」と、純一は声を上げたが、その声は弱々しく、掠れてほとんど力がない。
目をぎゅっと閉じたまま、顔を背け、唇を噛みしめて抵抗しようとするが、体は村田の指に逆らえず動けなかった。
両手は震えながら宙をさまよい、隠そうとする動きすらできない。
心の中では激しい怒りと羞恥が渦巻き、村田を突き飛ばしたい衝動に駆られていたが、写真をばら撒かれる恐怖が彼を縛り付けていた。
肩が小さく震え、膝がガクガクと揺れ、喉からはかすれた息が漏れる。
プライドは完全に砕かれ、ただ村田の言いなりになるしかなかった。
だが、純一の意志に反して、彼の体は正直に反応し始めていた。
村田の指が摘んだり裏筋をなぞったりするたび、下腹部に熱が集まり、ちんちんが微かに硬さを増していくのが自分でも分かった。
皮膚がピリピリと敏感になり、触れられるたびに小さな痙攣が走る。
純一の顔はさらに赤く染まり、額に汗が滲み、目尻から涙が一筋こぼれ落ちた。
「やめろ……頼む」と、彼はもう一度呟いたが、その声はほとんど聞こえないほど小さく、絶望に満ちていた。
村田はそんな純一の反応を見逃さず、唇の端に意地悪な笑みを浮かべた。
「おお、ほら、先輩、反応してますね。こんな小さくてもちゃんと固くなるんだ」と、彼はユーモアを交えた声で言いながら、指の動きを少し速めた。
純一の体はますます熱くなり、屈辱と裏腹に高まる感覚に抗えず、ただ震えるしかなかった。
純一の体は、もはや彼の意志を裏切り続けていた。村田の指が摘んだり、裏筋をなぞったりする動きに抗えず、小さなちんちんはついに完全に反応してしまった。
薄いピンクがかった皮膚が硬さを増し、先端が少しだけ皮から顔を覗かせている。
ほんのわずかに膨らんだその姿は、確かに反応しているものの、小ささは変わらず、むしろその控えめさが余計に目立っていた。
熱を帯びた部分が微かに震え、先端に小さな滴が滲むほどだった。
純一の顔は真っ赤を通り越して青白く、額には汗が流れ、唇は噛みしめられて血の気が引いている。
目はぎゅっと閉じられ、涙が頬を伝ってタイルの床に落ちた。
心の中では抵抗を叫び続けていたが、体は正直に反応し、そのギャップが彼をさらに追い詰めた。
村田は目の前の光景を見て、唇に抑えきれない笑みを浮かべた。
「いやあ、先輩、ほんとすごいですね。こんな小さくてもちゃんと立つんだ」と、彼は声を弾ませて嘲笑した。
しゃがんだまま純一のちんちんをじっくり眺め、指を離さずに軽く摘んだり揺らしたりして反応を楽しむ。
「でもさ、皮から先端ちょっと出てきただけで、大きさはあんまり変わらないですね。ちっちゃいまま硬くなるって、なんか笑っちゃいますよ。と、村田はこれでもかと細部にわたって言葉を重ね、純一を容赦なく貶した。
その声は軽快で、ユーモアたっぷりに響き、まるで友達に面白い話を聞かせるような口調だった。
さらに村田は目を細め、純一を見上げて追い打ちをかけた。
「それにしても、先輩、後輩の指で興奮しちゃうなんてどうなんですか?」と、彼はここぞとばかりに言及した。
「僕の指でこんなになっちゃって、気持ちいいんですか? エースの純一先輩が、こんなちっちゃいので僕に弄ばれて反応してるって、想像しただけで面白いですよね」と、声に嘲笑を滲ませ、純一の羞恥をさらに煽った。
村田の指が再び軽く裏筋をなぞると、純一の体がビクッと震え、小さなそれが意志に反してさらに硬さを増す。
その反応を見て、村田は小さく笑い声を漏らし、満足げに純一の崩れる姿を見つめた。
純一の心は羞恥と屈辱で埋め尽くされていた。
村田の言葉が耳に突き刺さり、後輩の指で反応してしまった事実が頭を支配する。
自分がこんな目に遭うなんて、完璧なエースとしての自分からは想像もつかない現実だった。
顔は熱く、涙が止まらず、喉からはかすれた息しか出ない。
両手は震えながら宙をさまよい、隠したいのに隠せず、ただ村田の嘲笑に耐えるしかなかった。
胸が締め付けられ、心臓が激しく鼓動するたび、屈辱感が全身を焼き尽くす。
プライドは完全に砕かれ、純一はただ立ち尽くし、村田の言葉と指に蹂躙されるしかなかった。
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