村田は純一のその瞬間を見届けた瞬間、堪えきれずに吹き出した。
「プッ、ははっ!」と、彼は声を上げて嘲笑し、肩を揺らして笑いを噛み殺すようにした。
「いやあ、先輩、最高でしたね!」と、軽快な声で言いながら、スマホを片手に持ったまま画面をチラッと確認する。
そこには、純一の小さなちんちんの先端から最後の1滴が情けなく床に垂れる瞬間までが鮮明に捉えられていた。
白濁した液体が床に落ち、微かに跳ねて小さな染みを作る様子まで、レンズは無慈悲なほどクリアに記録していた。
村田は笑いを抑えきれず、唇に意地悪な笑みを浮かべたまま、純一の崩れた姿を満足げに見つめた。
「こんな終わり方、ほんと笑えますよ」と付け加えた。
そして村田はスマホを再び純一に向け、録画を続けながらインタビューのように話し始めた。
「ねえ、先輩、今どんな気持ちですか? 自分でして、最後まで出しちゃった感想を聞かせてくださいよ」と、彼はあっけらかんとした声で質問を投げかけた。
カメラのレンズが純一の顔を捉え、涙で濡れた頬や震える唇をズームで映し出す。
村田はさらに畳み掛けるように、「後輩の前でこんなことして、どう思ってるんですか? 正直に教えてくださいね」と、ユーモアを交えた口調で純一を追い詰めた。
スマホを軽く揺らし、純一の反応を逃さないように構え続ける。
その目はサディスティックな喜びに輝き、純一の屈辱を最後まで楽しもうとする意図が明らかだった。
純一は内股にして必死に前を隠そうとしつつも、両手で顔を覆ったままだったが、村田の声に体が小さく震えた。
屈辱と羞恥で頭がおかしくなりそうだった。
胸が締め付けられ、心臓が激しく鼓動し、喉が詰まって息がうまく吸えない。
顔は真っ赤と真っ白が混ざり合い、涙が止まらず、溢れて床に落ちる。
村田の質問が耳に突き刺さり、自分でしてしまった事実、後輩に全てを見られ、撮られた現実が頭を支配していた。
「やめ……やめてくれ」と、心の中で叫びながらも、写真や動画を学校中にばら撒かれる恐怖が彼を縛り付けていた。
純一は必死に言葉を絞り出した。
「気持ち悪い……恥ずかしい……もうやめてくれ」と、掠れた声で呟いた。
声は震え、ほとんど聞き取れないほど弱々しく、涙と嗚咽に混じって途切れがちだった。
目を閉じたまま顔を背け、村田のカメラから逃げようとするが、体は動かず、ただ震えるしかなかった。
村田は純一の掠れた答えを聞き、唇に意地悪な笑みを浮かべたまま、さらに追い詰めるように言葉を重ねた。
「気持ち悪い? 嘘つかないでくださいよ、先輩。イっちゃったってことは、気持ちよかった証拠でしょう?」と、彼は軽い口調でスマホを片手に持ったまま純一の顔をじっと見つめた。
録画中のレンズが純一の涙で濡れた頬や震える唇を捉え続け、その声には純一の否定を許さない確信が込められていた。
村田の目はサディスティックな喜びに輝き、純一の崩れた姿を弄ぶように輝いている。
純一がどんな言い訳をしても、それを嘲笑に変える準備ができているようだった。
純一は村田の言葉に体が小さく震え、胸が締め付けられ、息が浅く、頭の中は羞恥と屈辱で埋め尽くされている。
気持ちよかったなんて認めたくなかった。
だが、村田のスマホに収められた動画や写真が学校中に広まる恐怖が、彼をさらに窮地に追い込んでいた。
そんな純一の様子を見て、村田はさらに笑い声を上げた。
「それとも、この動画をみんなに観てもらって、アンケートでも取りましょうか? 『純一先輩のこれ、どう思う?』って。クラスの反応、面白そうですよね?」と、純一の反応を楽しむようにスマホを軽く揺らした。
その笑顔は穏やかさを装いつつも、残忍な喜びに満ちていた。
純一はもう抵抗する気力すら残っていなかった。
喉から掠れた息が漏れる。
村田の言葉が頭に突き刺さり、逃げ場がない現実が彼を観念させた。
「……気持ちよかった」と、彼は震える声で小さく答えた。
声はほとんど聞こえないほど弱々しく、涙と嗚咽に混じって途切れがちだった。
認めるしかなかった。
自分でしてしまった事実、反応してしまった体、それを村田に見られ、撮られた現実――全てが彼のプライドを完全に砕いていた。
顔を背け、肩が震え、膝が床に触れそうになるほど力なく項垂れた。
村田はその答えを聞いて、堪えきれずに吹き出し、嘲笑を爆発させた。
「ははっ、やっぱり! 気持ちよかったんだ! 最高ですね、先輩」と、彼は声を弾ませて言った。
スマホを手に持ったまま、純一を見下ろし、さらに言葉を重ねる。
「いやあ、ほんと無様ですよ。水泳部のエースが、後輩の前で自分でしてイっちゃって、それを気持ちよかったって認めるなんて。ちっちゃいちんちんで情けなく床に垂らして、涙まで流してさ。恥ずかしいにも程がありますよね」と、村田は事細かに純一の惨めさを指摘し、ユーモアと嘲りを織り交ぜて容赦なく貶した。
「クラスのみんなにこれ見せたら、笑いものどころか伝説になりますよ。純一先輩の完璧なイメージ、跡形もなくぶっ壊れて終わり」と、彼は満足げに言い放ち、純一の崩れた姿を最後まで堪能するように見つめた。
そして村田はスマホをポケットにしまい、「じゃあね、先輩。楽しかったです」と軽く手を振って、その場を後にした。
足音がタイルに響き、更衣室のドアが閉まる音が遠くに聞こえるまで、純一は動けなかった。
村田の嘲笑が耳に残り、心に刻まれ、彼の全てが砕け散った更衣室に一人取り残された。
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